古い引き戸のサッシを使っていると日々不具合を我慢することになります。
特に２０年以上使っているような引き戸はトラブルが多発するものです。
開けたり閉めたりするだけでも力いっぱい動かさないといけなかったり、甲高い音で不快な思いをすることもあります。
また、鍵をかけるときには奥のほうに押しこむように力をかけないといけません。手先が不自由なお年寄りや小さな子供にとっては非常に難儀になります。
古い戸だから仕方がないと我慢して使っている人も多いかもしれません。
しかし、古いものでも部品を交換したり故障を修理することで快適に使えるようになります。
こういう状態のものを無理に使い続けると鍵がかからなかたり、錠前の部品のどこかが損傷してしまうこともあります。戸車がまったく動かなくなることもあるそうです。
引き戸がこのようになっていたら戸車を調整するなり、壊れた部品を交換するなりする必要があります。
修理するとこれまでの苦労が嘘のように使いやすくなります。戸の開け閉めも指でちょっと押しただけで動くようになります。
錠も新しいものに交換すれば防犯性も向上します。戸と戸の隙間が開いているようならその隙間もなくすようにしましょう。